浜尾枢機卿様のお祝い(2003/12/26)

     出席していただいた千葉さんからの報告です 

       12月26日11:00〜 「ステファノ濱尾文郎枢機卿親任のお祝い」が
  横浜双葉中・高等学校にて行われました。鶴見教会からは、前田さん
  と私が参加させていただきました。久々に お会いした濱尾枢機卿は
  一段とお腹が大きくなり、貫禄が数倍ついたように お見受けしました。
  当日は、お祝いのごミサのあと、大講堂で祝賀立食パーティーが行われました。

  枢機卿の「なるべく質素に」という気持ちとは別に多くの神父さまや昔からの
  お知り合いの方々などたくさんの人がみえられました。

  ごミサのお説教では 
   「世界には1億7000万人を超える移民や難民の方々がおられる。
   移民は、基本的には自由意志に基づいて、生活基盤を海外に求めて
   自国を出た人々であり、難民は”宗教・思想その他の事情から
   自国にいることができずに他国に移った人々で、1000万人以上おられる。
   緒方高等弁務官がおっしゃった言葉で、難民とは自国を離れた人を定義
   しているが、実際には 自国を出ようとしたが、経済的社会的物理的理由で
   自国を出ることができず、故郷を離れて国内にとどまっている人がたくさんいる。
   わたしはこういった人たちに目を向けていきたいという話があったが、   
   こういった人たちは、難民とも定義されずに社会的に非常に苦しい立場にいる。
   また、小教区の中で、自分の所属教会が決まっている人はいいが、船乗りや
   航空関係・移動する生活習慣を持つ人々においては、所属教会もはっきりしな
   い人々が世界に1000万人以上おられる。わたしは、自分でその人たちの所に
   いくことはできないので、多くの方にいっていただいている。
   このたび教皇に謁見することができ、その人たちに目を向けて欲しい事を
   申し上げた。」 今日は、日頃のわたしの仕事を 説明したとのことで、
   以上のようなお話がありました。 ごミサは、デ・パオリ教皇大使、ラファエル
   梅村昌弘司教などが列席されました。

                                       以上 





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