聖体奉仕者研修(横浜教区)
5月から7月まで合計3回の研修に出席しました

7月27日の研修の報告                                                              

鶴見教会から今井、高木、小林、品田の4名が        
出席しました。今回が最終回で
今回は聖体奉仕の実習をテーマに実施されました。

1)最初に 藤沢教会の主任神父様と聖体奉仕グループ
  の方々から、シュミレーション方式で
  問題提起があり、その後グループディスカッションがありました。

   ・通常のミサの聖体奉仕で、聖体安置所から御聖体を運んでくるときのマナー
   ・御聖体を授けるとき,御聖体を落としてしまった。
   ・信者か未信者かわからず御聖体を渡してしまったが、
    渡された方が逆に初めて受け取った御聖体をどのように 
    扱ってよいか迷っているとき                  
   ・病者に御聖体を授けたが、飲み込めず落としてしまった

 2)グループディスカッションと実習

  ・基本的ルール:聖体奉仕中に色々な事がある可能性があるが、できるだけ
   主任司祭と このような時はこうしましょうと言う事を話し合っておく

  <以下ランダムに出た話を挙げておきます>

  ・御聖体を落としてしまった時
   イエス様の体をどのように扱うべきかと言うことをよく考えれば答えはわかる
   はず。対処としては 
    @すばやく拾い上げて自分で拝領してしまう。
    A拾って後でわかるようにしておき、ミサ後 神父様に事情を話し処理
      していただく。
    *御ミサの中で落としたときは慌てず落ち着いて対処しないと、持っている
     カリスごとひっくり返す可能性もあるので注意すること。
    *聖体拝領の人の次に祝福の人が現れた時とか、初聖体が終わっている
     かどうかわからない子供が現れたときなどリズムが狂い落としやすいので
     注意すること

    B病院等で落としたとき、御聖体を持ち帰って神父様に渡すか、水の
      中に浸して形がなくなるのを見届け土の中に移す。  
    *また飲み込む力が弱っている病人には、水に浸してから御聖体を
     拝領していただく等の工夫が必要
    *特に病院の場合は、事前にナースステーション等で,このようなことを
     これからいたしますという説明を行い許可をもらってから行う

  ・実習
   −ミサの中での御聖体の授与 
   −ミサの中で両形食のときのぶどう酒の授与
   −初聖体前の子供や未信者に対する祝福の方法
    *祝福については、実施していない教会もあるので主任司祭と相談すること
    *祝福の祈り(言葉)も決まっていない。祝福を行うときは,どのように行うか
      主任司祭と相談すること
    *服装についても、侍者服を着たり、教会によってやり方があるので内部で
      相談すること。基本的にはそれにふさわしい服装なら問題ないのでは。

 ・その他
  −明らかに未信者、まだ初聖体を受けていない人に御聖体を渡し、拝領する前
   にそれに気が付いた場合は、事情を話し回収する。
  −相手が御聖体を拝領できるかどうか判断に迷ったときは,素直に相手に聞く
  −上記服装にしても、祝福の言葉にしてもまだ統一的に決まっていないことが
    色々有り、横浜教区でも今後どのようにしていくか協議中。聖体奉仕者は
    主任司祭の推薦がないとできないし、細かい教会内でのルールは、主任司祭
    や聖体奉仕グループ内で相談して決めること。

 ・「聖体奉仕者による病者の聖体拝領」というプリントが配布されました。また
  「病者の聖体拝領の式次第」という簡単な式次第が配布されました。
  式次第については今回の参加者に声をかけていただければお見せできます。    


 

6月22日の研修の報告

鶴見教会から今井、高木、小林、帆苅(え)、品田の5名が出席しました。

 国井神父様の講話で今回は資料なし

 −内容は、現在の御ミサがどのような歴史で形づくられたのか

      聖霊降臨後、弟子達は各地へ散り共同体として食卓を囲んだ。
        定期的に集まり、食事をしイエスさまのことを語りあう所からはじまった。つまり
  「主イエスは引き渡される夜、パンをとり感謝の祈りをささげてそれを裂き、これは
  あなたがたのための私の体である。私の記念としておこないなさい。」と言われました。
  また、食事の後で杯も同じようにして、この杯はわたしの血によって立てられる新しい
  契約である。飲むたびにわたしの記念としてこのように行いなさい」(コリントの信徒へ
  の手紙より)を忘れないようにするためである。 

 −なぜ、どのような経緯でミサが司祭中心で行われるようになったのか

   言葉の壁(ギリシャ語→ラテン語→ローカルな言語へ)
   食卓が祭壇化(大きな部屋で大勢が参加すると全員がテーブルを囲めず、テーブル
            が前に、高い位置に置かれるようになった。(祭壇化) 司祭は、祭壇
            に向いて、会衆に背を向けてミサを奉げるようになる。

  −公会議で ミサとは共同体が行うもので、共同体皆が役割を持ち、司祭は司式を
  行う役割を担う。

   →「聖霊」の働きによって本来の共同体によるミサの考え方がよみがえる

 −共同体の典礼には、ミサのほかに司祭がいないときに行う集会祭儀というものが
  あり、集会祭儀の司式は聖体奉仕者がおこなう。また典礼では、先唱・朗読・侍者・
  オルガン・奉納・案内等いろいろな役割の人が必要。同じ人が同じことをするのでは
  なく、色々な役割を担うように心がけるようにすべき。

5月25日研修の報告

鶴見教会から今井、水浦、高木、小林、帆苅(え)、品田の6名が出席しました。

 カンペンハウド神父様による講話

1) 信徒の奉仕について 3ページ

    −「司祭と信徒」から「共同体と奉仕者」
    −司祭のアイデンティティ
    −種種のカリスマ
    −司牧チーム
    −奉仕者の心構え

 久我神父様による講話

 2)横浜教区典礼委員会 2ページ

    −「イエス・キリスト」と「教会」、そして「典礼」と「秘跡」
    −「語源」からみた典礼
    −「典礼の共同的な性格」
    −祝い,祭りとしての典礼等


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